飲食業界
平均年収 | 263.7万円 |
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離職率 | 50.9%(平成22年度大卒生) |
平均残業時間 | 32.6時間/月 |
年間休日数 | 平均95.6日 |
有休取得率 | 29.8%(4.9日/16.3日) |
平均勤続年数 | 8.1年 |
ここに注目!
新入社員の50%以上が入社後3年以内に離職
飲食業界の口コミ
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男・会社員
イベント会場のファーストフード店でバイトしてましたが、この業界ははっきり言って最悪最低です。ハンバーガーのミートを焼く鉄板の前は夏は灼熱地獄です。ポテトを揚げる油もソース並みの黒さで、この業界で働いた人がポテトを食べられなくなるとよく言われます。連休の繁忙期は休みも取りにくいです。店舗によっては古い食材を平気で使います。店長や副店長、マネージャーが理解ある人だと働きやすいですが、性格が悪い人間も見ます。特に私の店に年度途中で転勤してきたマネージャーは失敗は人のせい、気に入らないと大阪弁で怒鳴る、店長にはいつもゴマすりという最低男でした。立ちっぱなしの仕事だし、体にもよくないと思います。
43才・女・アルバイト
飲食店で働いたことがあるけど大変でした。忙しいと厨房は戦場になるし、とにかく体力がいります。店が汚くて嫌になる環境もありました。働いている人もピリピリして従業員の悪口まみれの職場になることもまれにあります。相当精神的にも肉体的にもタフでないと続きにくいですね。
31才・男・会社役員
アルバイトとして働く分には時給が高く、同年代の友人が作れるのでおすすめです。一方、正社員として勤務する場合、特に店舗の責任者となると長時間勤務になりがちで体力勝負となります。将来独立してお店を構えるなどの明確な目標を持って働く分にはノウハウも吸収できるので良いのかもしれません。
29才・男・自営業
業務内容はきついにはきついですがスポーツのような体を動かすチームプレイの感覚に近いので人によっては楽しいと思うことがあるかもです。それよりもこの業界は休日が少ないことが問題だと思っています。基本的にゴールデンウィークやお盆時期なんかの一般的な休日は繁盛期ですので休みはありませんし代休を実施している企業もそう多くありません。月6休みで年間休日が72日しかないところがかなり多いのです。一般企業の6?7割ほどの休日数で給料もそこまで多くないのが飲食業は良くないと言われる所以かもしれません。
58才・男・会社員
大学生の息子がファミリーレストランでホール係をしていたのですが、正社員の子が2人続けてやめたこともあり、半年経ったところでアルバイトでしたが息子がホール長に昇格しました。その後週1回の休みもなくなり、1日12時間くらい店に出るようになり、大学の卒業も危なくなりそうでしたので、そのファミレスでのアルバイトをやめさせました。
35才・男・会社員
日本の2面を表した業界でしょう。海外に住んでいたことがありましたが、日本は飲食業のサービスは大変よい。安くて、迅速で、丁寧。でも、これは逆をいえば、働く人にとって、非常に過負荷な業界であることを意味します。欧州やアメリカだったら、チップもあるのに、日本ではそれもない。そのくせ、給料は安い。
28才・女・営業
飲食はもっともきつい業界の一つだと思います。居酒屋どころは私は普通のカレーショップで働いていましたがそもそも応募の時点で週休2日ではなく休日が月6日、不連続でした。若いうちは良いかもしれませんが、年を取ると仕事の疲れが抜けなくなりますし、何より売上も求められるので肉体的にも精神的にもきついです。将来飲食店での開業を希望している人が行くのは悪くないのかもしれませんが、通常の人が働く場所として考えたら完全にブラックだと思います。
飲食業界は、食事をする空間や料理、ドリンクを提供する業種。業界規模は約4兆円(※平成24年-25年現在)を誇り、業界規模は景気回復に伴って増加傾向にあるものの、市場規模は縮小しており、企業間の競争が激化している業界の一つ。
飲食業界の仕事内容は、接客・レジを中心に勤める「ホール」、調理を担当する「キッチン」の2種類に大きく分けられる。ホールの仕事はオーダー処理や料理の配膳・回収、テーブル清掃や会計業務など多岐に及ぶ。キッチンの仕事は簡単な皿洗いから始まり、野菜の下ごしらえ、厨房の料理と、徐々に難易度の高い業務を担当することになる。大型チェーンの場合は、入社後早い段階から店長として店舗経営に携わることも珍しくない。飲食業界の具体例としては、ファミリーレストラン、居酒屋、カフェ、ファーストフード、料亭などが挙げられる。
飲食業界の平均年収は263.7万円、年間休日数は平均95.6日と、労働日数が多いにもかかわらず年収は低い。有休取得率も29.8%と非常に低いため、飲食業界に携わった場合はプライベート時間を確保するのは容易ではない。離職率も50.9%と、他の業界と比較しても圧倒的に高く、従業員の入れ代わりが激しい業界といえる。
飲食業界がブラックと呼ばれる最大の理由は、拘束時間が長く、それに見合った給与が支給されない点だろう。飲食業界の勤務時間はシフト制がほとんどだが、早朝から深夜まで営業している店舗で働く場合、忙しい時期は丸一日拘束されることもある。正社員はアルバイトの代わりに急遽出勤することも少なくないため、日常的な休日返上が多く、店長クラスは長期休暇を取ることも難しい。また、基本的に立ち仕事で、食材の運び出しやジョッキの回収など体力を使う仕事も多いため、ピーク時の労働環境は苛酷なケースが多い。
飲食業界での仕事は決して楽とは言えず、就職先や転職先を探すならまず注意しておきたい業界の一つ。ただし、顧客と直接関わり、ダイレクトな声を聞くことができるのは飲食業界の大きな魅力。「接客が好きなので、ぜひ飲食業界に勤めたい」と言う人は、最低限の労働条件がしっかりと整備されているか調べた上でチャレンジしよう。
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