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 金融危機の影響を受ける人材派遣業界。派遣社員はレベルアップが必須

 現在の日本経済は、世界的な不況に加え、震災による企業活動の停滞懸念から、景気が大きく悪化する局面にあります。そこで今、問題になっているのが派遣社員の解雇です。多くの企業は、過剰な人材を抱えリストラに苦労した過去の経験から、不足している人材の補充を派遣社員に頼っていた企業は派遣社員の契約を終了させることで現状を切り抜けようとしています。

派遣社員数
総務省労働力調査(派遣社員数推移)


  少し前のデータになりますが、上記の表を見るとわかるように、わずか2年間で派遣社員の数が約2倍になっていることがわかります。 現在はこの好調な状況が終わり、逆回転が起こっています。しばらくの間は派遣業界にとって、厳しい時期が続きますが、スキルがある人間の需要がなくなった訳ではありません。今の時期にしっかりとスキルを磨き、仕事に取り組めば、景気回復後、社員へのステップアップや待遇アップ等が期待できます。厳しい時こそ地道にコツコツと仕事に取り組婿とが大切です。また、派遣会社の中には、現在も豊富な求人を持ち、派遣登録者を積極的に集めている会社もあります。仕事のチャンスを逃さないよう、派遣各社に登録しておくことも大切です。※参考:派遣社員からの評価が高い人材派遣会社(※人材派遣会社ランキングから抜粋) リクルートスタッフィングインテリジェンスアデコ

 

 派遣社員の種類と登録のしかた

 一言で派遣社員と言っても実は様々な種類があります。
 派遣社員として就業する前にまずは派遣社員の種類についてしっかりと理解しておきましょう。 

種類 特徴
一般派遣 派遣社員のほとんどがこの形です。まず、派遣会社に登録し、その後仕事の紹介を待ちます。派遣会社からの仕事が紹介されると就労期間を決め雇用契約を結びます。就労期間は双方合意の下で延長される場合があります。
特定派遣 登録型の一般派遣と異なり、派遣会社に勤務する正社員を派遣することを特定派遣と言います。一般派遣と異なり賞与も有り、有給なども派遣会社から支払われます。エンジニア等を派遣する技術系の派遣会社に多い形態です。
紹介予定派遣 紹介予定派遣とは派遣終了後の直接雇用(正社員、契約社員)を前提として派遣先に就労することを言います。企業と派遣社員双方がお互いを理解した上で雇用形態を変更できる新しい派遣の形として現在注目を集めています。

 それでは次に人材派遣会社への登録のしかたをみていきます。
 一般派遣、紹介予定派遣を受けるためには、下記のような流れで人材派遣会社に登録します。

人材派遣会社への登録の流れ
1.仮登録 人材派遣会社のホームページ等で仮登録を行います。 人材派遣会社ランキング
2.本登録 人材派遣会社と日程を調整し、指定の場所へ出向き本登録を行います。この時、筆記試験(一般常識、専門知識等)や面談、希望条件の登録等を行います。
3.仕事紹介 派遣登録者の能力と希望条件を考慮し、人材派遣会社から仕事が紹介されます。勤務先や仕事内容をしっかり確認した上で引き受けるかどうか検討しましょう。この段階では紹介を断っても問題ありません。
紹介を受ける場合、通常、派遣先との簡単な面接があり、派遣社員・派遣先双方の合意があれば契約へ進みます。
4.契約 最終的な契約内容(給与・就労条件・契約期間)を確認した上で、契約を行います。
5.勤務開始 派遣社員としての仕事が始まります。万一仕事内容等が契約内容と異なる場合、派遣会社のコーディネーターに相談しましょう。
6.契約期間満了 契約が満了すると派遣社員として仕事が完了します。但し、派遣先企業から要請がある場合は双方合意のもと、派遣期間の延長や直接雇用(正社員、契約社員)される場合があります

 

 派遣社員のメリット・デメリット

 さて、ここまでは派遣業界の現状と派遣に関する基礎知識を見てきました。
 それでは次に、派遣社員として働く際の具体的なメリット・デメリットを見ていきたいと思います。
 まず、メリットとしては以下の点が挙げられます。

派遣社員のメリット
1. 働く期間・職種・場所を自由に選択できる。
2. 高い時給が見込め、スキルアップと共に時給も上昇する(給料に実力が反映される)。
3. 就業期間が定めてられいるので、人間関係のトラブルを回避しやすい。
4. 正社員での入社が難しく、オフィス環境が良い大企業で働くことも可能。
5. 仕事探し、トラブル対応等を派遣会社のコーディネーターが担当してくれる。

いかがでしょう?メリットを見ていくと派遣社員という働き方を選択する人が増えている理由がよくわかります。

それでは次にデメリットを見ていきたいと思います。

派遣社員のデメリット
1. ボーナスや交通費が支給されない場合が多い。
2. 正社員と仕事内容を区別される場合がある(重要な仕事を任せてもらえない)。
3. 良い環境の職場でも、契約が満了すると続けることができない。
4. 時給制なので勤務日数が減ると給与も減る。

 デメリットを見ていくと、同じ職場で長く働きたい人、安定を第一に求める人には派遣社員という働き方は向いていないかもしれません。その場合は、派遣社員の中でも直接雇用を前提とする紹介予定派遣に絞って仕事を選ぶか、人材紹介会社を活用して正社員転職を目指したほうが良いでしょう。
特集 いまどき女性の転職事情
人材紹介会社ランキング

 

 大切なのは自分がどう働きたいか

 「色々な職場を経験する中で適職を探したい」「今の職場に疲れたので少し休みたい」「派遣社員としてスキルアップしスペシャリストを目指したい」「自分の自由になる時間を作って趣味やプライベートを楽しみたい」等、派遣社員を選択する理由は人それぞれです。

 働き方の選択肢は正社員だけではありません。働き方を選択する際に一番大切なのは、自分がどう働きたいかです。もし自分の希望する働き方が派遣に近いのであれば、派遣社員という選択肢を考えてみる価値は十分にあります。

 第2回は派遣会社の選び方です。お楽しみに!

 

  第2回「派遣会社の選び方」>>


 派遣社員が本音で選んだ! 派遣会社ランキング&人材紹介会社ランキング


人材派遣会社ランキング
リクルートスタッフィング
派遣スタッフからの満足度の高さに定評がある派遣会社。コーディネーターの質が高いことが一番の理由だが、福利厚生の充実も見逃せない。健康保険の保険料率が非常にお得な点や、歯科検診無料や宿泊補助など他の派遣会社にはない特典が用意されている。
ランスタッド
ジャスダックに上場する大手人材派遣会社の一つ。他の人材派遣会社と比較すると圧倒的にコーディネータへの評価が高い。また、働く女性の就業や傷がい者の支援にも積極的。福利厚生も充実しており、登録しておいて損はない人材派遣会社の一つ
インテリジェンス
人材派遣に力を入れている人材総合サービス企業。大手企業の求人が多く、オフィスの立地が良い案件や高時給の案件が多いのが特徴。コーディネーターの質にばらつきはあるが総じて評判は良い。
アデコ
日本でもトップクラスの実績の人材派遣会社。派遣スタッフ向けのスクールの各種講座や、保養所などの福利厚生も充実。ただ、「コーディネーターのフォローが十分でない」などの口コミも聞かれる。
テンプスタッフ
国内2位のシェアを持つ人材派遣会社。働くママの派遣支援に積極的に取り組んでいる。福利厚生、スキルアップ支援制度も充実。スタッフへのサポートにも定評がある。
人材紹介会社ランキング
パソナキャリア
派遣大手パソナグループの人材紹介会社。派遣で培った豊富なコネクションを基に12,000社から寄せられた18,000件以上の求人情報を有している。パソナキャリアの一番の特徴は女性の正社員転職に強いところ。キャリアコンサルタントも女性の視点に立った支援を期待できる。
マイナビエージェント
「毎日キャリアナビ」で有名なマイナビ系の人材紹介会社。マイナビのバックボーンを活かし、多くの企業と太いネットワークを築いている。業種・職種単位で設置された専任コンサルタントに対する評価も高い。
JACリクルートメント
ジェイ エイ シー リクルートメントが運営する人材紹介会社。国内の主要企業、外資系企業や海外に拠点を持つ大手企業、そして海外提携会社等の求人に強みがある。専門分野別のキャリアコンサルタントによる、プロフェッショナルな転職サポートを期待できる。
DODA(インテリジェンス)
インテリジェンスが運営する人材紹介会社。総求人件数は33,000件以上と業界でもトップクラス。転職希望者へのサービスも手厚く、平日夜や土日だけでなく、祝日のカウンセリングも可能。地方にも強い数少ない人材紹介会社。
リクルートエージェント
人材紹介会社最大手。求人数、転職紹介実績は業界トップ。女性の転職にも強く、幅広い職種の求人が揃っている。キャリアコンサルタントに女性が多いのも特徴の一つ。正社員への転職を考えるのであれば外せない人材紹介会社。

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